森田 健児さん(会社員)

第1期生 入浴指導士の森田 健児さんは温泉歴なんと30年!
薬湯に興味を持ち、入浴指導士養成講座に挑戦されたとのことです。
気持ちのいい温泉の写真に加えて、当時の貴重な講座写真も。講座の様子がイメージできるかもしれません!(インタビュー実施日:2022年10月)

──自己紹介をお願い致します。

温泉歴が30年になる、関西在住の森田健児と申します。
きっかけは30年前にパソコン通信で知り合ったネット仲間と観光案内で軽井沢に行ったときに立ち寄った、草津温泉で温泉の素晴らしさに魅了されました。

同年、車の免許を取得してからは、家族とともに全国各地の有名温泉に足を運びました。
「温泉シールラリーゆらん」、「九州温泉道」、「別府温泉道」などに参加して、全国の入浴施設のはしご湯も行ったこともあります。
今となってはなくなってしまった、たくさんの混浴露天風呂や貴重な温泉地が懐かしいです。

登山も好きなので、現在は登山をしなければ行けない場所にある山岳温泉や僻地温泉などで温泉を楽しむこともあります。

※インターネットの前身

──現在のお仕事内容についてお聞かせください。

会社員です。

──なぜ入浴指導士の資格を取得しようと思いましたか?

この30年間で「温泉ソムリエ」をはじめとする温泉・入浴関連の資格を16種取得しました。

入浴検定もそのうちの一つです。
その際に「入浴指導士」を知り、他の資格受講内容には無い、和ハーブを使ったお風呂の薬湯実習があることに興味を持ち、受講させていただきました。

──入浴指導士の講義を受けて、印象的だったことはありますか?

当時の写真を感想と共に、ご紹介します。

予防医学の専門家、古谷先生からは医学的根拠をもとに、入浴の歴史・医学・科学を学ぶことができました。
古谷先生は和ハーブ協会の理事長でもあるため、和ハーブや薬草風呂についてのお話も聞くことができました。

お風呂の専門家、早坂先生からは、基本の正しい入浴法などをしっかりと勉強することができました。

美容のスペシャリストかおり先生は、洗髪の時のシャンプーやリンスの正しい使い方について教えていただきました。

和ハーブ協会副理事長でもある平川先生の和ハーブや、薬湯に関するお話も勉強になりました。
薬湯についての講義・実習は私の受講目的でもあったので学びが多く、充実した講座だったと感じています。

──入浴をどのようにお仕事や日常に活かしていますか?

勤務先事業部の構内に入浴施設があるため、日頃から入浴方法の指導や、アドバイスをしています。

──資格取得後、どのような活動を行っていますか?または、今後どのような活動を行っていきたいとお考えですか?

私自身、聴覚に障害があるので筆談器を使用して入浴の指導を行っています。
健聴者の方はもちろん、聴覚障害者にも喜んでいただけています。

──資格取得を目指している方へのメッセージをお願い致します。

入浴検定に合格された皆様には、さらに上のランクの入浴指導士を目指して頑張って欲しいと思います。
検定だけでなく、講師としても活躍できる入浴指導士を目指してみてはいかがでしょうか?

──ありがとうございました!