入浴指導士の声【一条 ライトさん】

──自己紹介をお願い致します。

みなさん、はじめまして！一条 ライトと申します。
私は理学療法士やアスレティックトレーナーなど、『二十四のひと〇』ならぬ『二十四の資格』を持つスポーツトレーナーとして活動しています。

なぜこれだけの資格を持っているのかというと、限りある時間の中で”いかにワクワクした生活ができるか”が私の人生のテーマだからです。
自分がワクワクする気持ちになったときは、すぐに行動に移していました。

高校卒業後も、「自分が知らないことを知ることができる」という楽しみから、専門学校2校、大学1校、大学院1校に行き、さらに、全国各地で開催されている健康やスポーツに関するセミナーには合計200日以上参加しました。
当時は仕事をしながら学生をしていたので、休日や夜間に学校に通ったりセミナーに参加したりしていました。

私の場合は、資格を取るためというよりも、自分の心が躍るような授業やセミナーにたくさん参加していたら、結果として多くの資格を取得していたという感じです。

──現在のお仕事内容についてお聞かせください。

令和4年4月時点で、リハビリテーションの仕事が14年目、スポーツトレーナーの仕事が8年目になり、およそ2万人の症例を担当させて頂きました。

現在は、

• 学生・プロのスポーツ現場でのトレーナー活動
• 一般の方へのコンディショニング
• ダイエットに関するオンラインセミナー
• SNSでの情報発信
• 企業様の雑誌の執筆活動
• 地域の施設での講演会
• 病院内でのリハビリテーション
• 訪問リハビリテーション
• 医療スタッフへの勉強会

などの仕事をしています。

──なぜ入浴指導士の資格を取得しようと思いましたか？

健康に関するセミナーを何気なくネットで検索していたところ、入浴指導士 養成講座のページを見つけました。

講義内容を確認すると、当時は医療や美容、和ハーブなど様々な分野のスペシャリストから「入浴」ついて直接学ぶことができると記されていました。

入浴指導士となった自分が入浴の情報を提供し、提供した相手から感謝されている姿を想像すると、とても気持ちが高まったので、すぐに申し込みました。

──入浴指導士の講義を受けて、印象的だったことはありますか？

私にとっては普段関わらない分野の講義がほとんどでしたが、どの講義内容も新鮮で印象的でした。

特に理事の早坂信哉先生の講義が印象に残っています。
メディアにたくさん出演されるなど、かなりすごい方なので、講義は難しい内容のものを想像していました。

しかし実際はとても分かりやすい資料を用意して下さり、様々な研究データを用いて丁寧に説明していただけました。
講義後も気さくに話をしていただき、人としてとても魅力的な先生でした。
いい意味で予想を覆されたので、今でも強く印象に残っています。

──入浴をどのようにお仕事や日常に活かしていますか？

仕事ではスポーツ選手のウォーミングアップやリコンディショニングで入浴を利用するので、入浴する時間やタイミング、水温など、講義で教えて頂いたことを選手に伝えています。
また、高齢者の入浴を介助することが多いヘルパーや医療スタッフに対しても、講演会などを通して入浴に関する情報を伝え、さらにSNSでの情報発信も積極的に行っています。

普段の生活では、講義で学んだことを常に思い浮かべながら、自分自身の入浴に活かしています。
体の柔軟性が増したり、疲れが取れやすくなったりと、入浴に関することを学び実践してから自分の体で体感することが増えたので、満足度の高い日々を過ごすことができています。

──資格取得後、どのような活動を行っていますか？または、今後どのような活動を行っていきたいとお考えですか？

現在はオフラインで地域の方に対して入浴に関する情報発信をしています。
今後は日本全国の方に向けて入浴に関するオンラインセミナーを、「高齢者のための入浴法」や「スポーツ選手のための入浴法」など対象者別に分けるなどして開催していきたいです。

移動中や空き時間にどこでも見えるように、入浴に関する電子書籍を対象者別に出版したり、市や県とコラボして入浴に関する情報発信を行いたいと考えています。
インフルエンサーの方などとのコラボもして、楽しんでいただける情報発信をしていく予定です。

──資格取得を目指している方へのメッセージをお願い致します。

どの講義の先生方も、分かりやすく工夫して楽しく教えて頂けるので、時間があっという間に過ぎてしまいます。
その講義で教えて頂いたことを普段の入浴で実践しているうちに、明らかに自分の体の状態や疲労の取れ具合がいい意味で前とは違ってきました。
もっと早くこの講義を受けておきたかったと思うことが何度もありました。
ワクワクに満ちた生活をされたい方は、ぜひ資格取得に挑戦してみてください！

──ありがとうございました！