お風呂の入り方で美肌がつくれる!?

まだまだ暑い日が続いていますが、夏は特に日焼けや乾燥などでお肌が悲鳴を上げてる季節です。

そんな時だからこそ、バスタイムを活用してスキンケアをしちゃいましょう~♪

入浴には、私たちの健康状態を保ってくれるさまざまな効果があります。
なかでも、お湯には浸かるだけで皮膚をきれいにする「清浄作用」があり

入浴の重要な作用の1つです。
ちょっとしたコツを知るだけで、入浴はとっておきのスキンケア時間につながります。

今日は、美肌のためのスキンケア8か条をお伝えしますね!

★入浴スキンケア8か条★


1. 42℃以上のお湯に入らない
2. 15分以上長湯しない
3. 汗もかいてないのに、1日に何度も入らない
4. 石鹸やボディソープの仕様は適宜に
5. 皮膚はとてもデリケート。タオルやスポンジなどでゴシゴシ洗わない
6. 湯上り後のスキンケアは10分以内に
7. 湯上り後のスキンケアは適切に保湿剤を用い、自己回復力も大切に
8. 体の内側からの美肌ケアには、シャワーや半身浴でなく、肌の代謝を促進してくれる全身浴

 

よく言われる「美肌」とは、角質層を中心とした表皮の「きめ細かさ」「色」「うるおい」の3つによって決まると言われています。
「きめ細かさ」とは、「角質層のターンオーバーの状態」です。
お風呂の効果としては、血流を上げて皮膚に十分な栄養素や酸素を届けることにより改善されます。

「色」に対して、お風呂の効果が直接的に解決するのは、血液循環です。
血流が増えればその結果、ビタミンCが全身のお肌の細胞に働きかけて
シミやくすみなどの原因のメラニン色素の生産を抑える効果も期待できます。

「うるおい」は角質層全体の水分と脂分の量です。
長風呂や一日数回のお風呂は水分を失ってしまうのでNGです。
また、「熱いお湯」もお肌の潤いを減らす原因になります。
脂質は高温であればあるほど流動性が高まりますから
熱いお湯の方が私達の皮膚の油も流れやすくなります。
42℃を超えるような熱いお湯では「ヒスタミン」という炎症や
痒みの原因となる物質ができやすくなり肌を荒らす原因になります。

角質層が吸収した水分は、お風呂を出て約10分で消失してしまいます。
よって潤いを保つには、お風呂上がりの10分以内にケアするようにしましょう♪

石鹸の使い方も誤るとかえって皮膚が荒れる原因になります。
界面活性剤は「油を溶かして流す」作用があります。
皮膚最上面バリアである皮脂腺の主な成分は脂
そしてお肌の潤いを保つために重要なセラミドも脂です。
石鹸やシャンプーなどはこれらを溶かし洗い流す作用を持ちます。
洗いすぎなどは、皮脂バリアが崩れ、異物の侵入を許して肌荒れの原因となったり
セラミド流失により角質層の水分が逃げ出して乾燥肌を招く場合もあります。

お風呂にはお肌の汚れを落とし血流を良くするなど、メリットもいっぱいありますが
何事もやりすぎには注意してくださいね~♪
お肌に優しい適度な正しい入浴を心がけましょう☆彡

さて、今日の【お風呂クイズ】です。

★問題★
『湯船』の語源は、移動式の船スタイルの銭湯である。

 か  か?

前回の解答はこちら~
10分の全身浴で30~40キロカロリーほどが消費されると言われている。
答えは
『 ◯ 』

ダイエットをめざす人にとって、お風呂の消費カロリーは気になるところですよね。
お風呂の温度にもよりますが、これは40度の湯船に入浴した場合の消費カロリーです。
運動に例えると、ゆっくりペースのウォーキングと同程度の消費カロリーになります。
半身浴で10分間お風呂に入浴した場合は10〜25kcal程度となり、全身浴よりも少ない消費カロリーになります。
全身浴と比べると、半分以下の消費カロリーになるということです。

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