「半身浴」と「全身浴」どちらがダイエットにいいの?

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「半身浴」と「全身浴」どちらがダイエットにいいの?
「体重が減ること=体脂肪が減ること」とは限らない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

減量が必要なスポーツ選手(格闘技や競馬なと)が、本番前に筋肉をなるべく減らさない観点から、
計量直前に体内水分量を一気に減らし、本番開始までの間の補給で体重を戻す、
「水抜き減量」と呼ばれる方法をとることがあります。その際、サウナのようなキツさを
あまり感じず短時間で水抜きができる方法として、「半身浴」が取り上げられることがあります。

お風呂ダイエットの手段として半身浴が女性の間でもてはやされることがありますが、
この「水抜き」的効果による入浴前後の体重変化が見えやすい、という側面があると考えられます。

身体構成物質のうち、最も「出し入れ」が活発かつ容易にて、瞬時に体重に反映されるのが水分です。
よってお風呂の前後のように短時間で目に見える体重の増減は、汗や便などによる水分排出、
あるいは「飲食物重量」の変化です。ダイエットとは体脂肪を減らすことであって、
体重計に乗って数時間前や1日前の数字と比較し「太った、痩せた」と一喜一憂しているのは、ナンセンスです。

加えて半身浴では、全身浴に比べて熱や水圧なとの負担が少なくて長時間入浴しやすい半面、
多量の汗をかいている実感が持てず、結果的に大きな水分消耗を起こすリスクがあります。

中性脂肪が燃焼するダイエットライフの重要な要素は、「体温、血流、代謝を高める生活を心がけること」です。

入浴の効果としては「温熱作用」がまず挙げられますが、血流が温かいお湯と接する面積は、
半身浴より全身浴の方が圧倒的に多いことは明白です。また半身浴では下半身で温められた
血液が外気にさらされる上半身にまわると、そこで冷やされてしまう側面もあります。

「静水圧作用」も血流を増大させますが、特に銭湯なとに見られる深い浴槽がこの効果を増大させます。
半身浴ではこの効果は期待できません。

また、あまり意識されていませんが、ダイエットに重要な要素が「自律神経」の切り換えです。
通常は交感神経が朝にスイッチが入って体内はエネルギー消費モードとなり、
夜の就寝時に向けて徐々に副交感神経へと切り替わっていきます。よっていかにシャキッと目覚め、
昼間にしっかりと活動的になれるかが、体脂肪消費のキーになります。

「昼間に副交感神経優位な人には肥満者が多い」という有名な研究があり、
“Most obesity known are low in sympathetic activity。 “
(肥満者の大多数は交感神経のはたらきが低下している)の
英文の頭文字をとって「モナリザ症候群」と呼ばれています。

朝の熱いシャワーも良いですが、夜の入浴における「浮力作用」が副交感神経優位へと導き、
湯上り後の血管拡張による体温発散も伴って、良質な睡眠が実現します。
そして翌朝スムーズに交感神経が目覚めることで
昼間の活動時間のエネルギー消費量が格段に増えてきます。

このようにお風呂の作用をダイエットに最大限に活かすという観点で、
前項のインスリンコントロール法も含め、半身浴より全身浴に軍配が上がります。

半身浴がダイエェットや健康に悪いというわけではなく、発汗を促し水分代謝を高めたり、
長時間に渡って下半身を暖めたりすることで血流アップ効果も期待できます。
また「入浴に関する死亡事故の予防と対策」の項で述べたように、
高血圧や血管に疾患がある人は、半身浴を効果的に使うこともお勧めです。

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